「気づいたら枝毛が増えている」「枝毛で髪が汚く見える」とお悩みの方、今回は枝毛がなぜできてしまうかその原因と対策、またおすすめのヘアケアアイテムを紹介していきます。枝毛に悩む方も、枝毛を避けたいという方もぜひご参考にしてみてください。
目次
枝毛はなぜできるの?
髪が縦に裂けた枝毛。枝毛は髪の内部を覆っているキューティクルが損傷し、内部の水分やタンパク質を失ったことで裂けた状態の髪です。枝毛ができる原因は、髪が日頃受けているダメージ。カラーやパーマによるケミカルダメージ、摩擦、紫外線、熱、ストレスなど様々な要因が考えられます。
出来てしまった枝毛は治る?
残念ながら髪には自己修復力がなく、一度枝毛になってしまった髪の毛は元に戻りません。そのため、枝毛は見つけたらカットしましょう。枝毛だけなら自分でハサミでカットしてもOK。ただ、カットのポイントとして、枝毛から5cmほど上をカットすること。そしてハサミは切れ味の良いヘアカット専用のものを使用するようにしましょう。
また、トリートメントで保湿・栄養補給をし、ヘアオイルで保護することも対処方法の1つです。
枝毛の予防する5つの方法
ここで枝毛を作らないようにする方法をご紹介。日頃から髪への負担を抑えるヘアケアを身につけて、枝毛だけではなくダメージ毛を避けましょう!
①カラーとパーマの頻度を控える
カラーとパーマの薬剤は、キューティクルを開いて髪内部に薬剤を浸透させるため、髪にとって大きな負担となります。短い期間で繰り返し行うと、枝毛だけではなく切れ毛やうねりなど様々なトラブルを引き起こす原因に繋がります。
カラーやパーマを繰り返す場合は、2〜3ヶ月の期間をあけるのがおすすめ。生え際のプリンが気になってきたら根本だけのリタッチを行い、できる限り髪全体の負担を抑えましょう。
②濡れた状態で髪を放置しない
髪が濡れている状態は、キューティクルが開いた繊細な状態。濡れた髪を放置していると髪内部の栄養分が抜け出しやすいので、なるべく早くドライヤーで完全に乾かしましょう。
また、お風呂上がりに髪をタオルでゴシゴシしていませんか?濡れた髪は摩擦ダメージを受けやすいので、吸水力の高いタオルで優しく水分を拭き取りましょう。
③ブラッシングの摩擦を回避
ヘアケアの基本となるブラッシングは、やり方を間違えると却って髪への負担となります。ブラシは、毛先から優しく通し、絡まりをほどきましょう。
また、インバストリートメントを馴染ませたり、濡れた髪をブラッシングする時は目の粗いブラシを使用しましょう。密度の高いブラシを使用するときは、髪が乾いている状態で、ヘアオイルなどのアウトバストリートメントをあらかじめ馴染ませてからブラッシングしましょう。そうすることで、摩擦を抑え、アウトバストリートメントを均一に馴染ませることができます。
④紫外線対策を年中行う
肌にとって紫外線が天敵であるように紫外線は髪にも影響を与え、乾燥、切れ毛、色落ち、枝毛の原因ともなります。外出時は帽子や日傘を活用したり、髪にも使えるUVカットスプレーやヘアオイルを使いましょう。紫外線は一年中降り注いでるため、対策は季節問わず行うことが大切です。
⑤熱ダメージをできるだけ避ける
ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージも枝毛になる可能性があります。ドライヤーは温風と冷風を切り替えながら使用し、同じ箇所に当て続けないように意識しましょう。
ヘアアイロンは、1度でサッと形作るのがポイント。高温すぎるのも負担となりますが、低温すぎて何度も同じ箇所に当てるのはもっとNGです。ドライヤーもヘアアイロンも使用前に熱から守るヘアオイルやヘアミルクの使用をおすすめします。
次ページでは「枝毛におすすめヘアケアアイテム」をご紹介♪ ▶︎▶︎▶︎
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